JAあきがわ(あきる野市秋川3)で10月9日まで、「宮城県産志波姫米新米予約キャンペーン」を開催している。栗原市志波姫地区では良質な「ひとめぼれ」などが採れる。
9月15日からのキャンペーン開始に先立ち、9月10日・11日、谷澤俊明代表理事組合長ら役職員13人が宮城県のJA新みやぎ志波姫地区で視察研修を行った。
同地区とJAあきがわの間には、30年以上にわたって産地直送で結ばれてきた交流がある。背景には、旧志波姫町と旧五日市町が姉妹都市として交流を続けてきた縁があり、長年にわたって地域同士の交流と信頼関係が築かれてきた。
今回の研修は、同JAが長年取り扱っている「志波姫米」が、どのような地域で、どのような生産者によって作られ、保管・精米・出荷されているのかを現地で学ぶことが目的。JA新みやぎや志波姫環境保全米栽培協議会の生産者との交流を深める狙いもある。
初日は昼頃に現地に到着。地域で祝い事や来客時のもてなしなどに振る舞われる「ふすべ餅」「ずんだ餅」の歓迎を受けた。
午後には志波姫米の田んぼで稲刈りを体験した。連日の雨でコンバインが圃場(ほじょう)に入れない状況だったため、参加者は手刈りで稲を収穫。生産者から稲の刈り方や束ね方を教わりながら、昔ながらの作業を体験した。
刈り取った稲は、「穂仁王(ほにおう)」にかけて乾燥させ、かつて地域で行われていた方法も実践した。
稲刈りの後は米の保管施設を視察。収穫された米がどのように管理されているのかを確認したほか、大規模なトマト栽培施設「サンアグリしわひめ」も訪れ、施設園芸の取り組みについて学んだ。
夕方からは、JA新みやぎの役職員や志波姫環境保全米栽培協議会の関係者との親睦交流会を開催。志波姫米を通じて長年培ってきた信頼をさらに深めた。
参加した職員は「お米について多くのことを学ぶことができた。そして何より、志波姫地区とJAあきがわの間に築かれてきた縁の深さや、信頼関係の強さを実感した。この経験を他の職員にも伝え、これからも志波姫米の販売に力を入れていきたい」と話した。