JAにしたま福生支店（福生市本町）が9月30日、福生地区親子収穫体験を開き、組合員農家の畑で15組46人の親子が盛りを迎えている落花生を掘った。

　畑を提供した村野和男さんと森田龍幸組合長を含め10人余りのJA職員の指導を受けた親子は、落花生がたわわに実る苗を掘り出した。祖父母と参加した山田樹くん（小学2年）は「土の中からこんなに実が採れるなんて」と驚いていた。

　当日は高級品種で、あっさりとした甘さが特徴の「ナカテユタカ」を250株収穫。参加者は5株ずつ、土産として持ち帰った。落花生はゆでて食べるとおいしいという。

　小山和博支店長は「4年ぶりの開催となったが、多くの人に参加してもらい収穫体験を楽しんでもらえて良かった。福生の落花生をもっともっと知ってもらえれば」と話す。

　落花生の収穫は10月半ばまで続き、同支店前の直売所で販売する。