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福生・羽村・昭島の3市が初の観光バスツアー、各市の特徴生かす

ツアースポットの1つ石川酒造の蔵見学

ツアースポットの1つ石川酒造の蔵見学

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 福生・羽村・昭島の広域的な観光振興の一環として12月11日、3市の観光スポットを巡るバスツアーが初めて開催された。

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 隣接する3市は今年4月、市内の観光資源を相乗的に活用した観光振興を図っていくために「昭島・福生・羽村観光推進協議会」を設立。3市の潜在的な観光資源の抽出や、来訪者ニーズの把握を行うために、リクルートライフスタイルに事業委託し、中央線沿線在住者を中心にインターネット調査を行った。

 「旅づくり塾」と題した広域観光ツアーについてのワークショップでは、行政職員のほか、3市の観光関連の事業者や団体などからスタッフが参加し多角的な検討を実施。11月、旅行関連の雑誌や情報誌などのメディア関係者を対象にしたプレスツアーも行った。

 今回、初開催となるツアーは「浄水場&酒造&航空機開発が丸わかり!社会科見学スポット3景めぐりバスツアー」と題し参加者を募集。東京駅でバスに乗り、「羽村市のおいしい水ができるまで」をテーマに、羽村取水堰の散策の後、羽村市浄水場を見学。福生市に移動し、ハム製造会社「大多摩ハム」で、ご当地B級グルメの「福生ドッグ」の昼食や、酒蔵メーカー「石川酒造」の酒蔵を見学。昭島市に移動し通常は非公開とされている「IHIそらの未来館」でジェットエンジン開発を学習し、ホテル「フォレストイン昭和館」のラウンジでドリンクを楽しむコースとなった。

 3市は今回のツアー成果を踏まえ、来年度に新たな企画を予定している。

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