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奥多摩で「御岳慕情」熱唱 原大五郎さんが「チャリティー歌謡ショー」

「御岳慕情」などを次々に披露した原さん。奥多摩民舞踊連盟の踊りが花を添えた

「御岳慕情」などを次々に披露した原さん。奥多摩民舞踊連盟の踊りが花を添えた

 奥多摩生まれ奥多摩育ちの歌手・原大五郎さんの「チャリティー歌謡ショー」が6月20日、奥多摩町文化会館(奥多摩町小丹波)で開催された。地域の文化振興と住民交流を目的に企画されたチャリティーイベントには、地元ファンや住民が詰めかけた。

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 ステージで原さんは、昨年CD発売した「御岳慕情」を情感豊かに熱唱。オリジナル曲で、軽快なアップテンポの「奥多摩よさこい21」やバラードの「感謝」などを次々と披露して観客を楽しませた。共演の奥多摩民舞踊連盟の滝上須美子会長らの踊りが花を添え、会場からは大きな拍手が送られた。

 「御岳慕情」は青梅の御岳渓谷や御岳山を舞台に男のいちずな恋を描いた歌謡曲。青梅市沢井でユズ農家を営み2022年12月に82歳で亡くなった市川健一さんが作詞・作曲した。CD制作の話が進む途中で市川さんは体調を崩し、帰らぬ人になった。「CDにして多くの人に聴いてほしい」という希望をつなぎ、長男の泰博さんら家族がCDを制作した。

 「さがし歩いて 多摩川の しぶきに濡(ぬ)れてる遊歩道 今日も一人で 空見上げれば 紅葉に映える 紅葉に映える あーあー御岳橋」

 3番まであり、寒山寺や射山渓(しゃざんけい)、御岳山などの地名が盛り込まれたご当地ソング。この歌にほれ込んだのが原さん。「奥多摩ふれあいまつり」などで歌謡ショーを開き、活動の場にする原さんは「御岳慕情」を何度も歌ってきた。「持ち歌としてCDにできれば」と泰博さんに相談。承諾を受け、昨年6月にカバーした。

 当日は泰博さんら市川家の家族、親戚も駆けつけ、健一さんの喜ぶ姿を思いながら盛んに拍手を送っていた。

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