あきる野市の春の味として親しまれている「のらぼう菜」を使った即席みそ汁「のらぼう菜のお味噌(みそ)汁」の2026年製造分の販売がJAあきがわの直売所で、6月1日に始まった。
のらぼう菜は、江戸時代から多摩地域で栽培されてきた歴史ある伝統野菜。栄養価が高く、クセがないためどんな料理にも合う万能野菜として親しまれて愛されているが、収穫期が春のわずかな期間に限られる。
「のらぼう菜のお味噌汁」は、「旬の時期の鮮度と風味をそのまま封じ込めた」フリーズドライ商品。「ほんのりとした甘みとシャキシャキとした食感が魅力の野菜を、一年中手軽に味わってほしい」と4年前に初めて発売した。お湯を注ぐだけで、「のらぼう菜特有の豊かな風味と、みずみずしい食感がふわりと広がり、採れたてを味わっているかのような満足感が得られる」という。
のらぼう菜はアブラナ科の葉物野菜で、おひたしや炒め物などさまざまな調理法で食べられる。春の時季しか収穫できないことから、「通年で楽しめるものが欲しい」という声に応え、JAあきがわ(あきる野市秋川3)の職員らが開発に取り組み、商品を完成させた。
今年は3月下旬に300キロを収穫し、食品工場に搬入。風味を損なわないように米みそと麦みそのブレンドを使っている。
1万8000食を製造。価格は5個入り750円。秋川ファーマーズセンター、五日市ファーマーズセンター「あいな」、日の出経済センター「ぐりむ」などで扱う。