青梅市霞地区に鎮座する13神社の総代らで組織する「霞神社総代会」の2026年度総会が6月13日、霞共益会館(青梅市野上町2)で開催された。各神社の宮司や役員、来賓合わせて140人が出席し、本年度の事業計画などを報告した。
総会は、塩野弘伸さんによる開会のあいさつに次いで、伊勢神宮遥拝(ようはい)、国歌斉唱、「神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことをもって祭祀(さいし)にいそしむこと」などの敬神生活の綱領を厳粛に唱和した。
会長の高木博康さんが座長を務め、2025年度事業報告や2026年度事業計画のほか、新会長に青木広さんらが就任する役員改選を報告した。
新会長の青木さんは「神社は単なる信仰の場ではなく、霞地区の歴史と住民のきずなをつなぐ心のよりどころ。時代の変化に対応しながらも、先輩方から受け継いだ大切な伝統の灯を絶やさぬよう、総代が一丸となって取り組んでいきたい」と決意を新たにした。
来賓で井上信治衆院議員、森村隆行都議、松永重徳JA西東京代表理事組合長、下田盛俊霞共益会会長らが祝辞を述べた。このうち、森村都議は「昨年度の都の出生数は10年ぶりに1%増加に転じ、婚姻数も4%増加した」と明るい兆しを報告した。
近年の少子高齢化や人口減少に伴う氏子の減少、継がれている例大祭や神楽などの伝統芸能の担い手不足は全国的に深刻な課題になっている。出席者からは「若い世代や新住民に地元の神社文化に親しんでもらうための取り組みが大切になっている」という声も聞かれた。