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岩手県出身の福生のシンガー・ソングライター、鎮魂歌を被災地へ

青梅のアートフェスティバルに出演し同曲を歌う2人

青梅のアートフェスティバルに出演し同曲を歌う2人

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 福生市の白鳥加奈子さんによるユニット「ぐりぐり星人☆」がこのほど、東日本大震災被災地へ向けた鎮魂歌「星めぐりサンバ♪」のCDを自主制作でリリースした。

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 白鳥さんは高校卒業後、テレビやCMなどでモデル業などしていたが、3年前、歌うことの楽しさに目覚め歌手活動を開始。シャンソン歌手として活躍するほか、昭和歌謡曲などをカバーし、福祉施設などで慰問ライブ活動を行ってきた。

 岩手県出身だった白鳥さんは東日本大震災の惨状を知り活動を休止。「歌などやっていて、いいのだろうか」と真剣に悩む日が続いた。そんな折、以前、作曲したサンバのことを思い出す。

 「残された人たちの気持ちのよりどころになる曲を」と詩を書き上げ、以前参加したモンゴルエコツアーで知り合った大道芸能家の源吾朗さんを誘い、同ユニットを結成。昨年12月、CDが完成した。

 曲は、亡くなった人の魂が星となり、その星空を巡る旅へ残された人たちをガイドする内容の歌詞で、軽快なサンバのリズムに合わせたものになっている。現在は、浅草での路上ライブや地域イベントなどへ参加。CDの売り上げの一部を震災孤児へ寄付している。

 定価は1,000円。問い合わせはゲリス・ミュージックカルチャーワークス(TEL 03-5155-7244)まで。

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