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五日市駅前にアウトドア拠点「東京裏山ベース」 カフェ・シャワーなど併設

オープンを喜ぶ神野さん(写真右)と大坂さん

オープンを喜ぶ神野さん(写真右)と大坂さん

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 JR武蔵五日市駅前に4月1日、アウトドア、観光拠点「東京裏山ベース」(あきる野市舘谷)がオープンした。店内には喫茶スペース、ロッカールーム、シャワールーム、ボディーケアルーム、 地域情報発信コーナーがあり、マウンテンバイク愛好者などの交流の場となっている。

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 檜原村在住のマウンテンバイクライダー兼観光ガイドで同施設発起人の神野賢二さん。マウンテンバイクの愛好家だった時から度々、あきる野市、檜原村を訪れ、「その美しい自然に魅了されてきた」と振り返る。

 マウンテンバイクやトレイルランニングの愛好家からこれまで、「駅のロッカーがもっとあれば」「帰る前にシャワーが浴びられれば」などの声を聞いてきた神野さんは昨年9月、前店舗が廃業することを耳にし、同拠点の開業を決めた。

 資金はクラウドファンディングを利用し、目標150万円を大きく上回る327万円を集めた。「多くの人から期待していただき、協力してくれたおかげで何とかオープンできた。この場所のコンセプ トはシェアスペース。ここに集まる人たちで交流を図り、コミュニティーを作り上げたい」と意気込む。

 15席の喫茶スペース部分「CAFE BONDS」では、檜原村の「ひのきのその」のクッキーや五日市の喫茶店「オトノコーヒー」で使う豆でひいたドリップコーヒー、福生市の石川酒造の地ビール「東京ブルース」などが味わえる。カフェを運営するのは青梅市在住の大坂理恵さん(29)。OLとして3月まで働いていたが神野さんから話を聞き、会社を退職した。「飲食店の経験はないが、これから皆さんに鍛えられたい」と話す。

 喫茶スペース以外は会員制。料金は、1日お試し=1,500円、1カ月=3,500円、6カ月=1万5,000円、12カ月=2万4,000円。営業時間は7時~21時。

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