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羽村でドキュメンタリー映画「ウナイ」上映会 PFAS問題考える

羽村市で行われた上映会

羽村市で行われた上映会

 有機フッ素化合物(PFAS)による水道水や環境の汚染問題に迫るドキュメンタリー映画「ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう」(平良いずみ監督)の自主上映会が6月20日、羽村市生涯学習センターゆとろぎ(羽村市緑ケ丘1)小ホールで開催された。主催は市民団体「PFAS汚染から命と健康を守る西多摩の会」。10時と14時の2回の上映会に合わせて200人ほどが足を運んだ。

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 同作品は、2016(平成28)年に発覚した沖縄県の水道水汚染をきっかけに、子どもの健康と命を守るために立ち上がった母親(沖縄の言葉で「ウナイ=姉妹、女性たち」)たちの国を超えた連帯を描いた作品。

 上映が始まると、無色透明で蓄積し続ける「透明な闇」の脅威、米軍基地をめぐる日米地位協定の壁に挑む市民らの姿に、観客は真剣な面持ちで見入っていた。上映が終わり、観客からは「私たちが暮らす多摩地域の地下水や水道水の問題と地続きであると痛感した」などの声が聞かれた。

 主催した同会関係者は、環境リスクに立ち向かう全国の市民団体や専門家が結集し、このほど「PFAS汚染をなくす全国連絡会」が結成されたことについても言及。同西多摩の会の奥富喜一さんは「健康影響調査をめぐり、国や行政の動きは鈍い。5月下旬に『全国連絡会』のネットワークができ、西多摩からも声を上げ、全国の仲間と連携して命の水を守る法規制や実態解明を求めていきたい」と話す。

 開会のあいさつで、元福生市議の阿南育子さんは国分寺市など多摩地域に広がるPFAS汚染に触れ、「山などに降った雨が地中に染み込み、地下水になる。自然環境と家庭の蛇口はつながっている。その過程のどこかでPFAS汚染があれば怖いこと。PFAS問題に向き合い、行政に対策を求めていきたい」と話した。

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