青梅の酒造会社「小澤酒造」（青梅市沢井、TEL 0428-78-8215）で3月20日より、新進の陶芸家たちによる「酒乃器展」が開催される。

　出展するのは若手陶芸家ら10人の作家。「日本のお酒や食卓をより楽しむ」というテーマで、それぞれの個性と思いを込めた器を制作した。

　同展を主宰し原宿でギャラリーを営む近藤智宏さんは、これまで若手陶芸家の育成に尽力してきた。今回は、実際に器を使うユーザーの視点からの評価を受ける事で、若手陶芸家により深い経験を得てもらおうと同酒造での酒器展を企画した。

　会場では、来場者が気に入った作品へ投票する。大賞に選ばれた作家に投票した3人を抽選で選び、その作品または、澤乃井商品を進呈する。

　同酒造担当者は「現在活躍中の陶芸家たちが、それぞれの個性と技術を生かした作品を展示する。それぞれに個性豊かな作風を楽しんでほしい」と話す。

　営業時間は10時～16時30分。入場無料。今月25日まで。