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あきる野で「畑から始まる和紙づくり」 原材料の生産から和紙作り

昨年6月の楮畑の模様

昨年6月の楮畑の模様

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 紙しごと双清(あきる野市小中野)が5月から全6回の体験プログラム「畑から始まる和紙づくり2022」を開催する。

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 東京西部のあきる野市は周囲を山に囲まれた環境。紙をすくことを「紙すき」といい、昔は特別な職業ではなく農閑期などに行われるごく当たり前の生業だった。和紙の産地内では原材料生産と紙すきとは分業制で成り立っていた。山や畑から刈ってきた原材料のコウゾやミツマタを、乾燥した皮の状態にして提供する仕事、それを紙にする仕事に分かれていた。今回のプログラムでは、コウゾを原材料として一貫して体験することができるという。

 5月初旬に行う初回は午前中のガイダンスに続き、午後は畑作業(移植、株立て、間引き、草刈りなど)を行う。6月初旬と9月初旬は芽かき、草刈りを、12月中旬は刈取りと蒸し剥ぎ、来年3月初旬、3月中旬の回で和紙にしていく。

 現在、受講生を募集している。受講費は年6回で2万8,000円。1回ごとの参加(8,000円)も受け付ける。

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