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奥多摩で被災地の児童ら受入れサマーキャンプ開催

奥多摩の人たちと参加者ら

奥多摩の人たちと参加者ら

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 奥多摩を拠点にコミュニティーデザイン事業を展開するアートマンズ(奥多摩町)が8月、被災地の子どもを奥多摩で受け入れるサマーキャンプを実施し、対象となった福島県伊達市月舘町の小学生とその家族17人が参加した。

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 参加した児童らは放射能の影響がない環境で笑顔が絶えない4日間を満喫。川遊び、魚釣り、ツリークルージング、キャンドル作り、キャンプファイヤーなど未経験のプログラムを楽しんだ。「福島県に戻ったら放射能のことが心配だけど、奥多摩で色々ないろいろなことが体験でき、いろいろな人と出会えてうれしかった。また来たい」と振り返った。

 プログラム終了後、同社スタッフが9月10日に月舘町を訪問し参加者らと保護者で反省会を実施。保護者からは「放射能の問題が起こってからはつらいことばかり。だけどこの問題があったからこそ奥多摩の方々と出会うことできた。子どもたちも短い期間でとても成長し、来年もぜひお願いしたい」と話した。これを受け、同社は被災地と地域をつなぐ新たなプロジェクトを立ち上げていく予定だ。

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