日本航空大学校と日本航空高校石川の入学式が4月12日、避難先の東京青梅キャンパス(青梅市長淵2)で行われた。同キャンパスで学ぶ同大学校157人、同高校石川142人が新たな学校生活をスタートした。
全員で「君が代」を斉唱。来賓、父母ら700人に見守られ、新入生を代表して大学校の田代愁汰さん、高校の廣瀬泰正さんが「勉学に励み、伝統を承継し、立派な航空人になる」と力強く入学宣誓を行った。
式辞で日本航空学園の梅澤重雄理事長は「元気に楽しく、志を持って勉学に励んでほしい。航空人にとって愛機心が大切。命を守る安心安全の運航に徹し、航空の安全を保ってほしい」と語りかけ、新入生を激励した。
来賓として、同学園特別顧問で元官房長官の河村建夫さん、元農林水産大臣の西川公也さんらが出席。祝辞に立った河村さんは「日本には4000万人を超える外国人観光客が訪れるようになった。その大部分が飛行機を利用する。まさに命を預かる仕事で、世界、日本で羽ばたいてほしい」と呼びかけた。
石川県輪島市にある同学園の能登空港キャンパスは2024年1月1日の能登半島地震で甚大な被害を受けた。「学びは止めない」と同年4月に明星大青梅キャンパスに避難した。同キャンパスでの入学式は3度目。高校3学年はすべて同地震を知らない世代に変わった。
同学園は、能登キャンパス、青梅キャンパスのほか、本部がある山梨キャンパス、新千歳空港キャンパス、本年度から新設の千葉鴨川キャンパスがあり、新入生は全国、海外から計1075人が集まった。