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「青梅大祭」開催迫る 街を祭り一色に染め山車巡行、競り合うはやしも

12台の山車が青梅駅ロータリーに集結

12台の山車が青梅駅ロータリーに集結

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 青梅駅周辺で5月2日・3日、「青梅大祭」が開催される。青梅を祭り一色に染め、約20万人以上の人が訪れる大祭は500年以上の歴史を刻む。

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 現在の住江町・本町・仲町・上町・森下町の5町が「住吉祭」として祭礼をしたことが青梅大祭の始まり。

 祭が華やかになったのが100年ほど前。1912(明治45)年に明治天皇が崩御。この年から1914(大正3)年まで大祭を自粛した。この期間に山車の改造が行われ、1915(大正4)年、大正天皇の御大典という華やかな祭礼で各町の山車は装いも新たに青梅路に戻った。以後、屋台型の現在の形に姿を変え山車人形は人形場に飾られるようになったという。

 やがて滝ノ上町・大柳町・天ヶ瀬町・裏宿町・勝沼町・西分町・日向和田が加わり、2004(平成16)年に青梅市自治会連合会第1支会の12町が集い、「青梅大祭」と名称を変更。山車巡行祭礼として年々知名度を上げている。

 大祭期間中、各町内での山車巡行、軽快な祭りばやしの競い合いのほか、露店が並ぶ旧青梅街道沿いには、近隣地域や立川、あきる野市からも参加する居ばやしの屋台が設けられ、一帯が祭り一色に染まる。

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