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青梅市郷土博物館で「青梅線開通130周年」展 図面や写真などで振り返る

青梅鉄道開業、御嶽・奥多摩への延伸、青梅駅舎などのテーマ別に展示

青梅鉄道開業、御嶽・奥多摩への延伸、青梅駅舎などのテーマ別に展示

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 青梅鉄道(現JR青梅線)が開通てして今年で130周年の節目を迎えるのを機に、特別展「青梅線開通130周年~青梅駅舎も築100年」が現在、青梅市郷土博物館(青梅市駒木町、TEL 0428-23-6859)で開催されている。

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 青梅鉄道は1894(明治27)年11月、立川~青梅間(18.51キロ)が開業。拝島駅、福生駅、羽村駅、小作駅、青梅駅が誕生した。当初は「青梅線 石より人が 安く見え」という川柳が詠まれるほど石灰石などの運搬が盛んだった。時代の需要や沿線の開発に合わせ市民の足として広く利用されてきた。

 青梅鉄道資料調査会などが協力する同展は、旧青梅電気鉄道の文書や写真、図面類をはじめ、調査を整理する中で見つかった新資料を加え、青梅鉄道開業、御嶽・奥多摩への延伸、青梅駅舎などのテーマ別に展示。併せて、地域の産業や観光などとの関わりについても紹介する。

 北村和寛館長は「青梅駅舎や御岳駅周辺など図面類が充実したものになっている。展示資料を通して青梅鉄道が地域と関わりながら存在してきたのか知っていただけたら」と来館を呼びかける。

 特別展関連講座として11月4日14時からS&Dたまぐーセンター(青梅市上町)で、「青梅鉄道の成立と展開」と題し、駒澤大学経済学部教授で青梅鉄道資料調査会の渡邉恵一さんが講演を行う。無料。定員は80人。同館で9月20日から、電話で受け付ける。同16日14時から、展示見学会を行う。無料。定員は20人。同館で10月4日から、電話で受け付ける。

 開館時間は9時~17時。月曜休館。入館無料。12月1日まで。

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