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「SDGsアワード西多摩」 西多摩3市3町1村の市町村長が一堂に

2022年で創刊11周年を迎える

2022年で創刊11周年を迎える

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 西多摩の地域情報誌「街プレ」が10周年を迎えたのを機に企画した「SDGsアワード西多摩 2022」が7月16日、福生市民会館小ホール(福生市福生)で開かれる。当日は西多摩の3市3町1村の市町村長も登壇し、パネルディスカッションを行う。

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 同誌では、西多摩の企業・団体、市民などのSDGsに寄与する取り組みを西多摩地域内外の、より多くの人に知ってもらい、事業への理解と賛同の輪を広げ、目標を達成してもらうことを願い同アワードを企画。6月14日~30日に自薦他薦で公募し、東京市町村自治調査会の小町邦彦参与、多摩大学の長島剛教授、朝日新聞立川支局の杉山圭子記者などで構成する審査会を通じアワードを決定する。

 当日、第1部では慶応義塾大学 SFC 研究所xSDG・ラボ所属、同大大学院政策・メディア研究科の佐久間信哉特任教授を講師に招き、「SDGsを『道しるべ』に西多摩地域の再構築を」と題した基調講演を行う。佐久間教授は長年、地方公共団体でさまざまな政策づくりに関わった後、現職。複数の研究室に所属する傍ら、湘南みらい都市研究機構事務局長、鎌倉市行政委員、湘南鎌倉医療大学評議員、医療法人や企業等の理事やアドバイザーを務める。

 第2部では西多摩の3市3町1村の市町村長が登壇し、多摩大学経営情報学部の松本祐一教授によるファシリテートで「SDGs達成へ向けた、地方自治体の役割と取り組み」をテーマにパネルディスカッションを行う。松本教授は摩地域を中心に企業、行政、NPOの事業開発支援に従事し、セクターを超えた「協創」をコーディネート。ゼミでは奥多摩町の活性化をテーマに2016(平成28)年度から活動を行い、2021年度は羽村市第六次長期総合計画アドバイザーや瑞穂町商工業振興推進協議会会長を務めるなど、西多摩地域の見識が深い。

 街プレ編集長は「西多摩の市町村長が、こうした場で集い、一つのテーマについて語るのはまれ。さまざまな分野でSDGsに資する活動、事業を行う市民と自治体の新しい連携が生まれるきっかけになれば」と期待を込める。

 開催時間は13時30分~16時予定。入場無料。定員200人(事前予約制)。

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