
青梅市のまちづくりに住民の立場から協力する東部地域の親睦団体「和楽路会(わらじかい)」の新年会が1月28日、霞共益会館(青梅市野上町)で開かれた。来賓、会員ら約90人が参加し、新春のあいさつを交わした。
同会は1941(昭和16)年に霞地区青年団有志が郷土愛、団結、友情を掲げて設立。これまで、政治、経済、文化などの講演会を開くなど活発な活動を行ってきた。
関塚博美会長は「今年は昭和100年に当たる。昭和16年創立の和楽路会は地域の振興と親睦に力を注ぎ84年の歴史を刻んできた。創立100年に向け確かな歩みを続けたい」とあいさつした。
大勢待利明市長、森村隆行都議、松永重徳JA西東京代表理事組合長、下田盛利霞共益会会長、若手でつくる第二和楽路会の山下望会長らが祝辞を述べた。
開会に先立ち、大勢待市長が「青梅市のこれから」と題し講演。明星大跡地については、能登地震で被災した日本航空学園が移転しており、行政、市民との交流が進んでいること、学校給食の無償化は多摩26市に先駆け昨年7月に始めたことなどを報告。公共交通の導入では、グリーンスローモビリティーを今年から本格運行するほか、マイナンバータクシーの試行導入やライドシェアを進めていくなどにも触れた。