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あきる野の「花咲かじいさん」が作ったあじさい山、地元の若者が継承に挑戦

あきる野の「花咲かじいさん」が作ったあじさい山、地元の若者が継承に挑戦

南沢あじさい山を1人で作り上げた南澤さん

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 あきる野市で飲食店やアウトドアイベントの企画を行っている「do-mo」代表の高水健さんが現在、1万株のアジサイが咲く「南沢あじさい山」を守る取り組みを行っている。

 同市の深澤地域にある「南沢あじさい山」。自然環境に極めて近い山の中に咲き乱れる、1万株のアジサイを見ようと毎年、約1万人が訪れる。

 同山を作り上げたのは南澤忠一さん。地元からは「花咲かじいさん」や、愛称「ちゅういっちゃん」と呼ばれ親しまれている。40歳の頃、山の途中にある墓地へ行くのに花の中を通っていけないかと考え、庭にあった2株のアジサイを植え替えたのがスタートだった。当時、材木業を営んでいた南澤さんは毎朝4時に起きてアジサイの手入れや挿し木をし、会社に行くという生活を送った。

 「あじさい山から見える、きれいな朝日を見るのが楽しみな毎日だった」という南澤さん。それから47年間、毎年植え続け現在の「南沢あじさい山」が出来上がった。「きれいですねって言ってもらえるのがうれしくて。気が付くと夢中になっていた」と話す。現在では市も観光名所としてPRに力を入れる。

 南澤さんは現在87歳。アジサイのシーズンは1カ月ほどだが、管理は1年通じて行わなければならないほどの膨大な労力を要する。あじさい山の収入源は10年ほど前から設置した「任意の協力金」(300円)のみ。次の世代への継承は大きな懸念となっていた。

 「あじさい山の継承者となるべく強い覚悟を持って、信頼できる仲間たちと共に手を挙げた」と話す高水さんは昨年から、南澤さんと地域の人から指導を受け、剪定(せんてい)の修行を行ってきた。「実際に取り組んでみると、やはり想像を絶する労力と感性を要する作業。山の維持は並大抵のことではないのを日々実感している」と話す。

 他の地域でアジサイを使った取り組みなども学んでいる高水さんは今年、同山を守っていくため3つの施策を始めた。施策は、管理費を確保するため入山料(500円)と駐車場料金(1台500円)の設定、支援者が同山に自分のアジサイ苗を植えることができる専用区画の確保、同山のアジサイを使った「ちゅういっちゃんのあじさい茶」の開発。

 クラウドファンディングによる支援金の募集も始めた。集まった資金は管理費に充て、支援者へは、あじさい山招待券や一口苗植え企画招待券、アジサイ山デザインのTシャツなどを返礼品として用意する。支援金は1口3,000円~。5月31日まで。

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