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あきる野市で新米試食体験会-国の登録有形文化財の旧家で

10月に稲刈りをし天日乾燥(ハゼ掛け)した新米

10月に稲刈りをし天日乾燥(ハゼ掛け)した新米

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 あきる野市の登録有形文化財である森田家(あきる野市小川)で11月15日、体験事業「農のある暮らしづくり」の新米試食が開かれる。現在参加者を募集している。

森田家の庭で新米を炊いた昨年の試食会の様子

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 森田家は同地域の名主を務め、現在の当主である浩一さんで17代目となる。昨年、文化庁より国の登録有形文化財に登録されたのは、森田家の主屋、見世倉、前の蔵、味噌(みそ)蔵、西蔵、旧米蔵、御看経堂、門、板塀の9物件。新米の試食が行われる主屋は、睦み橋通りに面した敷地の中央に立つ。

 農のある暮らしづくりの「稲作体験」の一環として、森田家の田園を使い今年6月に田植え体験を行い、10月に「稲刈り」をした新米を試食する。当日、精米したての新米を、まきで炊き参加者全員で試食。希望者には販売も予定する。天日乾燥(ハゼ掛け)された新米を試食した昨年の参加者からは、「普通のお米と甘みが全然違う」「粘りが強い」など驚きの声が上がっていた。

 当日は11時~。参加費は1人1,000円。申し込みは先着順。小学生以下の子どもは保護者引率が必要。問い合わせ、申し込みは同委員会事務局(TEL 042-539-4566)まで。

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