あきる野のJAに8カ国から視察団-都内最大規模直売所視察も

あきる野の農家を視察する一行

あきる野の農家を視察する一行

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 JAあきがわ(あきる野市秋川)に5月20日、「平成25年度JICA集団研修」の一環としてアフリカ・東南アジア8カ国の農業関係者らが視察に訪れた。

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 多くの途上国では小規模農家の比率が多く、技術や情報不足から生産性の低下や、販売促進、資材購入が効率的に進められない現状がある。今回の視察では、世界的にも先進的な組織とされる、組合員(農家)が主体となった日本の農協の組織運営などを学ぶため、研修や訪問視察を行った。 

 今年は、カンボジア、インド、ナイジェリア、フィリピン、タイ、東ティモール、ウガンダ、ザンビアから、農産物の流通網整備などを担当する行政官や農家グループ関係者らが訪問。具体的な経営管理手法、営農指導、事業運営方法、人材育成などについて説明を受け、一行は実際の花卉(かき)生産農家や、JAあきがわが運営する都内最大規模の直売所「秋川ファーマーズセンター」(同市二宮)を視察した。

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