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青梅の映画館「シネマネコ」、エントランスのバリアフリー化に向けCF

エントランスの完成予定イメージ

エントランスの完成予定イメージ

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 都内で唯一の木造平屋の映画館「シネマネコ」(青梅市西分町)が現在、「全ての人に優しい映画館」を目指し、エントランスをバリアフリー化するためのクラウドファンディングを実施している。

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 2021年6月に誕生した築80年の映画館。2021年2月に実施したクラウドファンディングでは、目標金額の500万円を大きく上回り、総額546万3,800円の支援を得た。さまざまな作品の監督を招いたトークイベントなども積極的に企画し、オープンから8カ月で、会員数556人、総動員数は約7000人となった。文化背景を活用した建築で誕生したサステナブルなデザイン性を評価され、2021年度グッドデザイン賞も受賞した。

 同館利用客は高齢者の割合が高いこともあり、「手すりを付けてほしい」「車いす用のスロープを付けてほしい」という声が多く届き、今の階段で来館を断念する来館者もいた。スロープのような専門的な外構工事には多額の費用がかかり、経営的に資金が十分ではないため、今回のクラウドファンディングでバリアフリー化を目指す。

 目標金額は200万円。支援金は3,000円~10万円で、リターンに映画観賞券やオリジナルグッズ、併設するカフェのチケットなどを用意する。5月9日まで。

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