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福生に「シュラスコ」居酒屋-炭火窯で焼くブラジル郷土料理主力に

大型の窯が設置された同店

大型の窯が設置された同店

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 JR牛浜駅の西口近くに9月4日、ブラジル居酒屋「パンタナル」(福生市牛浜、TEL 070-6514-6850)がオープンした。

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 店主の原田タケルさんはブラジル中西部出身。ブラジル人の父親と、移民した母親と共に12歳まで在住し、4年前福生に来た。同市内で飲食店を経営していた両親を手伝っていたが、両親が帰国することとなり、閉店。原田さん自身が店主となって新たに店を開いた。

 店内には原田さん手作りの、重さ1トンに及ぶ大型の窯があり、炭火で焼くブラジルの郷土料理「シュラスコ」が目玉商品。ブラジルでは窯付きのマンションがあるほど愛されている料理だ。

 「子どものころから、家ではシュラスコを焼くのが僕の担当だった」と話す原田さんは、このメニューにこだわり、牛のイチゴ、豚ロース、鶏モモ、ブラジルソーセージを70センチほどの串に刺し、岩塩と炭火で豪快に焼く。シュラスコ(250グラム=880円、500グラム=1,480円)のほか、ブラジル風揚げギョーザや、ブラジルの酒など本格的なメニューがそろう。店名には原田さんの地元にある世界最大の湿地帯「パンタナル」の地名を付けた。

 現在、昼は都内企業に勤める傍ら、同店を切り盛りする二束のわらじ。「都心部でも、この味をこの価格で提供するお店は少ない。シュラスコ居酒屋として、ぜひ一度来て味わってほしい」と自信を見せる。

 席数はカウンター8席、店舗面積6坪。営業時間は19時30分~23時(金曜は24時まで、土曜は12時~15時、18時~24時)。水曜、日曜、祝日定休。

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