環境省レッドリストの絶滅危惧2類に分類されているキンランが奥多摩山中に咲き、地元の写真家・花森俊一さんが撮影した。
キンランは本州から九州の山林に生育するラン科の多年草。菌類と共生しているため栽培は難しいものの、盗掘が多く、環境の悪化、動物の食害などが重なりより減少したという。
花森さんが撮影したのは5月15日。8年前に脳梗塞を患い、運動を兼ねて山中を歩く中、スギやヒノキの山林で少し日が差すところで鮮やかな黄色の花を咲かせていたという。
奥多摩に住んで40年。花森さんは「玉川上水などでキンランを見たことがあるが、ほとんどが1、2本。今回見つけたのは群生で、珍しい。クマ出没のニュースが報道される中、クマ鈴をつけ、爆竹を持って山中を巡っている。貴重な自然を残していきたい」と話す。