学ぶ・知る

あきる野の市民劇団が萩原タケの紙芝居 日本人初のナイチンゲール記章受賞

オリジナル紙芝居「萩原タケ絵物語」

オリジナル紙芝居「萩原タケ絵物語」

 あきる野の市民劇団「き楽座」が4月15日、高齢者施設五日市センター(あきる野市)でオリジナル紙芝居「萩原タケ絵物語」を上演した。利用者らが郷土の偉人の生涯を改めて知った。

[広告]

 萩原タケ(1873~1936)は五日市で誕生し、20歳で日本赤十字社に入社。日清・日露戦争などの救護活動での功績が認められ、1920(大正9)年、フローレンス・ナイチンゲール記章を日本人で初めて受賞した。

 紙芝居はプロジェクターで大型スクリーンに映し出し、衣装を着けた団員らがせりふを読み上げた。市内在住の作家、夢酔藤山さんの原作を紙芝居用の脚本にし、羽原テルさんが絵を描いた。

 現在NHKで放映中の朝ドラ「風、薫る」は、明治時代に日本で初めて近代看護学を学んだ大関和と鈴木雅をモチーフに、人の生きざまを追ったフィクション。タケと共通するものがあり、この時期の上演となった。  

 「き楽座」は2008(平成20)年に旗揚げし今年で18年目。秋川流域の偉人、伝説などにこだわり各地域で公演を続けてきた。タケのほか、地元ゆかりの歌人の三ヶ嶋葭子の物語にも挑んできた。葭子は所沢で生誕したが実母があきる野市伊奈出身。その関係で同市小宮小学校の代用教員として赴任し、この地で数々の詩を読んでいる。また、檜原村の民話「三つの願いの神様」なども上演している。

 「き楽座」主宰の小川瓔子さんは「地元でも、まだまだ知られてない偉人や昔話があり、多くの人に知ってほしいという思いがある」と話している。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース