青梅市木野下自治会子供会の「子ども泥んこ運動会」が6月5日、木野下の田んぼで行われた。約40人の子どもらが水を張った田んぼの中で走ったり、転んだり泥だらけになって楽しんだ。
田んぼの地主の山崎富治さんが「思いっきり泥んこ遊びをさせてやりたい」という子供会の願いを快諾し、田植え前の水田約240坪を開放。山崎さんは「思う存分楽しんでください」と子どもらにあいさつした。
運動会は宝探し、玉入れ、親子そり競走、綱引き、田んぼフラッグスなどの競技がお昼をはさみ行われた。幅25センチほどの板を渡る「自転車一本橋」では、すぐ落ちる子ども、上手な子どもたちに保護者らから声援や拍手が送られた。「サスケ」と呼ばれる障害物競争では、顔中泥だらけになって網の下をくぐった。
そのほか、飛び込み台から1メートル下の田んぼに足から飛び降りたり、手作りのいかだに乗り、腹ばいで泳ぎ回ったりした。市川美由紀副会長ら役員約15人が見守り、真水での洗い流しなどを担当した。
松川幸紀くん(11)、智紀君くん(5)兄弟は「飛び込んだりしてチョー面白かった」と喜んだ。市川副会長は「親子のスキンシップができて良かった」と振り返った。