
「奥多摩水と緑のふれあい館」(奥多摩町原)が3月24日、リニューアルオープンする。360度シアターや体験できる学習を取り入れるなど展示室を新しくした。
東京近代水道100周年記念事業の一環として、小河内貯水池(小河内ダム)の重要性・水源保全のPRを目的に1998(平成10)年に開館した同館。開館から25年以上が経過し機器類の老朽化が進んだため、昨年8月から更新工事を行ってきた。
展示室では、新たに水道水源林の四季折々の風景と小河内ダムの映像を360度シアターで上映する。「没入感あふれる映像を楽しむことができる」という。
「水源林の森づくり」のコーナーは、体験しながら学習できる展示にした。水源林保全で実際に使う道具に触れたり、奥多摩湖や多摩川の源流を巡る「ふれあいの道」をゲームで追体験できたりするようにする。
リニューアルオープンに伴い5月6日まで、館内のスタンプラリー参加者に記念品を進呈する。
館内では地元奥多摩町の郷土資料展示や名産品の販売なども行っている。開館時間は9時30分~17時。水曜休館。入館無料。