
福生市がオリジナルの婚姻届を新しくしたほか、新たに福生七夕まつりをイメージした結婚記念台紙を作り、3月3日、配布・受け付けを始めた。結婚する2人の門出を祝福するとともに、福生市に魅力を感じ、愛着を深くしてもらいたいという思いを込めた。
婚姻届は届け出時の筆跡をそのまま残すことができる複写式で、手元に残る控えは七夕の夜空をイメージした鮮やかなブルーにした。
記念台紙の表紙は織り姫、ひこ星や金色の星をちりばめた天の川をデザイン。中面左はメッセージを記すことができる短冊で、互いへの思いを伝えたり、2人をつなぐ大切な人から言葉をもらったりするなど自由に使えるようにした。
中面右では、結婚記念日の呼称とその由来について紹介。結婚生活を一歩ずつ大切に歩んでほしいという思いを込めた。背表紙は大きな星を目印に写真を貼ることができる。
オリジナル婚姻届は記念台紙に挟み込むことで「一体感」が生まれ、デザインが引き立つという。
同市総合窓口課の担当者は「いつまでもそばに置いてもらえるものを目指し、若い職員が中心となり制作した。七夕の夜空に浮かぶ織り姫とひこ星も2人の婚姻の証人になるかも」と話す。