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福生で「ホタルの赤ちゃん放流会」 親子連れなど70人参加

ゲンジボタルの幼虫を1人数匹ずつ放流(写真提供=福生市)

ゲンジボタルの幼虫を1人数匹ずつ放流(写真提供=福生市)

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 「ホタルの赤ちゃん放流会」が2 月 16 日、福生のほたる公園(福生市南田園3)の「ほたるドーム」で開かれた。市内外から親子連れなど子ども36人、大人35人が参加し、幼虫をドーム内の水路に放流した。

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 放流は、ゲンジボタルの育成と保護活動を長年行っている福生ホタル研究会の会員ら15人ほどが指導。会員らが育てたゲンジボタルの幼虫を1人数匹ずつ受け取り、大事に水路に放した。

 放流後は意見交換会を行った。参加者からの「幼虫のときの雌雄の違いは?」の質問には、「大きい生体が雌、少し小さい生体が雄」と答えた。「トンボの幼虫はヤゴ、蚊の幼虫はボウフラだが、ホタルの幼虫は?」の質問には、「決まった呼び名はない。何か良い名前はありますか」と会員が問いかけた。「ほたちゃん、ほちゃん」「くろとげくん」などの声が上がる中、小学6年の女児が「夜虫(やむし)、消灯虫(しょうとうちゅう)」と妙案を出し、周囲を感心させた。

 同研究会が積極的に携わる「第 60 回福生ほたる祭」は6月1日に開催。ゲンジボタルが飛び交う幻想的な夜祭で、イベントや模擬店出店に加え、縁日も予定する。

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