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あきる野・学びの城に「プリンプリン物語」の人形50点 地元作家の作品展示

深沢小さな美術館を訪ねた島田理事長(右)と友永さん

深沢小さな美術館を訪ねた島田理事長(右)と友永さん

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 菅生学園学びの城(あきる野市菅生)で3月10日から、企画展「友永詔三人形と仲間たち」が開催される。

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 期間中、造形作家の友永さんが制作したNHKの「プリンプリン物語」に登場するキャラクター人形や最新作の舞台用人形など約50点を展示する。

 1979(昭和54)年から3年間、総合テレビで放映され、昨年10月からEテレで再放送されている同作。プリンセス・プリンプリンが、まだ見ぬ祖国を求めて仲間と一緒に世界中を旅する内容で、個性的なキャラクターや社会風刺も盛り込まれた斬新なストーリーが話題を呼んだ。

 あきる野市深沢で自身の作品を展示する「深沢小さな美術館」を開いている友永さんは2006(平成18)年、学びの城のモニュメント像「森の調べ」を制作した。小鳥に囲まれ、自然の中で音楽を奏でる妖精の像で、学園の理念「自然との共生」を表し、学園の象徴となっている。以来、同学園と友永さんのアート交流が続いている。

 島田幸成理事長は「この機会に多くの方に友永さんの作品を鑑賞してほしい。学園の教育、文化活動についても理解を広げてもらえたら」と話す。

 3月22日には、友永さんと同学園中等部美術科教諭で画家の藤田俊哉さんとのギャラリートークを開く。開催時間は14時~15時30分。

 開催時間は10時~16時。入場無料。3月26日まで。

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