東京・青梅生まれのメニュー開発に挑戦するプロジェクト「SECHS(ゼクス)」による限定メニューの販売が10月、青梅市内各店で始まった。
主催する青梅市6次産業化支援委員会は8月、JA西東京かすみ直売センターで新開発商品の試食会を実施。生産者、加工業者、飲食店経営者が参加し、さまざまな意見交換を行った。
今回、新たに開発したのは3品。「油揚げと卵の袋煮」は、全国豆腐品評会で農林水産大臣賞を受賞した「とうふ工房ゆう」が6次産業化支援委員会の依頼で青梅産大豆を使って作った油揚げを使用し、青梅産の卵を包み込み、青梅産の野菜と共に煮たもの。「鴨(かも)ネギの串焼き」は鴨と青梅産ネギを使って焼き上げ青梅産しょうゆ、奥多摩産のゆずこしょうを付けて食べる。「芋ようかん」は青梅産のサツマイモを使い、甘さ控えめで素材の味を生かした「上品な味わい」に仕上げたという。
参加事業者は21。限定グルメ販売店は19店。販売は来年3月末まで(店舗により一部異なる)。