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五日市線が開通90周年 JRと地元が祝賀イベント

「五鉄の歌」コンサートのポスター

「五鉄の歌」コンサートのポスター

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 JR五日市線は、1925(大正14)年4月21日に五日市鉄道として拝島~武蔵五日市間が開業して今年で90周年の節目を刻む。これを記念し、JR東日本八王子支社は、市制施行20周年を迎えるあきる野市とタイアップした記念イベントや記念入場券の発売などを行う。

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 五日市郷土館(あきる野市五日市)では現在、企画展「五日市鉄道創業時を振り返って~開業90 周年~」を開催している。同館収蔵資料や写真で、五日市鉄道創業時を中心にその歴史を振り返る内容。来場者先着90人には、北陸新幹線オリジナルマグネット付きクリップを進呈する。開館時間は9時30分~16時30分。入館無料。12月20日まで。

 記念入場券は4月18日から拝島駅と武蔵五日市駅で取り扱う。両駅のほか、東秋留駅、秋川駅、武蔵増戸駅を加えた5駅の入場券5枚を1セット700円で販売。発売枚数は拝島駅、武蔵五日市駅とも500セット。先着順で、1人2セットまで。

 4月18日には武蔵五日市駅で鉄道触れ合いイベントを開催する。同駅で停車中の電車(E233系)の運転席での撮影会、車掌体験などを通し、乗務員が中心となって来場者をもてなす。同駅改札外の臨時売店では10時30分~16時に五日市線開業90周年記念タオルなどの鉄道グッズを販売。また、ホリデー快速あきがわ 5号の到着時刻9時21分に合わせ、駅前広場では五日市中学校吹奏楽部による演奏が行われる。そのほか、90周年のロゴマークを使用したヘッドマークを取り付けた列車を現在運行している。5月10日まで。

 地元の有志でつくる五日市鉄道開通90周年イベント実行委員会は5月5日、五日市会館で五鉄コンサートを開く。1部は五日市鉄道のよもやま話などのトークショー。2部は、「五鉄の歌」や五日市線の各駅に植樹された「安兵衛桜」にちなんだ「増戸の桜」などを歌う演歌歌手・植松しのぶさんの歌謡ショーのほか、歌を作った森下晴男さん、ギターのキシノヒロシさん、フルートの村野直子さん、ピアノの南里あおいさんらのコンサートが開かれる。開催時間は13時~。入場無料。

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