羽村の根がらみ前水田で観蓮会-大賀ハスが見頃に

可憐な花を付ける大賀ハス

可憐な花を付ける大賀ハス

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 大賀ハスが咲く羽村の根がらみ前水田で8月2日、観蓮会が催される。

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 春のチューリップまつりでは約33品種・40万球のチューリップ球根が植栽される同市内唯一の水田「根がらみ前水田」。同所では同市の農業後継者クラブが植え付けを行った大賀ハス毎年7月中旬から8月上旬にかけて大輪の花を咲かせる。

 大賀ハスは約2000年前のハスの実から咲いたといわれる古代ハス。東京大学農学部教授の大賀一郎博士が1951(昭和26)年、千葉県検見川町の泥炭地にある弥生時代遺跡から発掘した3個の蓮の実の1個を成長させ2000年の眠りから覚めさせたとして話題となった。今では国内はもとより、世界各国に分根され広まっている。同所の大賀ハスは町田市の大賀藕絲(ぐうし)館より株を譲り受けたもの。

 ハスは6時ごろから花弁を広げ始め、昼過ぎには閉じてしまうため、観蓮会は6時30分~8時に行う。飲むと長生きすると言い伝えのある、茎からお酒やジュースを飲む荷葉杯(かようはい)や、葉蓋のお点前による野だても行う。主催する農業後継者クラブの会員が育てた朝採り野菜の販売も予定する。

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