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武蔵御嶽神社で「太占祭」 大根・ニンジンなど17種が「豊作」と出る

歴史を刻み伝統の神事が守られる武蔵御嶽神社(写真提供=青梅市観光協会)

歴史を刻み伝統の神事が守られる武蔵御嶽神社(写真提供=青梅市観光協会)

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 青梅市御岳山の武蔵御嶽神社(住所)で1月3日早朝、今年の農作物の出来具合を占う「太占祭(ふとまにさい)」が行われた。

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 斎主、祭員、行事所役により執り行われ、鹿の肩甲骨を炙(あぶ)ってできた割れ目の位置から、その年の農作物の出来不出来を占った。

 神事は境内奥の太占祭場で、非公開で行う。25種の作物について占い、10段階で結果が出る。今年は豊作を示す「十」は大根、ニンジン、大豆など17種あった。社務所では結果表を100円で頒布している。

 太占祭は古代には各地で盛んに行われていた記録が残るが、現在は、同神社と群馬県富岡市の貫前神社の2社でのみ行われている。

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