ペン一本を使い、繊細なタッチで風景、植物、暮らしの中の道具、創造の乗り物などを描いた「線描画」の作品展が現在、羽村駅西口の「フィリアカフェ」(羽村市羽東1、TEL 042-502-7851)で開催されている。
作家はタイ人のイバニエス・ジョエル・ライナードさん。知人に勧められ開いた初めての作品展になる。会場には、1号サイズほどの作品26点を展示している。このうち「空飛ぶ船」はジブリアニメをイメージして描いたもので、細かく緻密なタッチが際立つ。顔を近づけて作品に見入る人も多く見られる。
ウガンダの孤児を支援する一般社団法人「エデュケーションフォーオーファンズ(Education for Orphans)」が運営する同店。フェアトレードのウガンダ産コーヒーをはじめ安全に配慮した食材を使った自家製ドライカレー、ベジタブルスープ、パスタなどを提供している。
店内では作品展のほか、ミニコンサートなども定期的に開催。同法人が取り組む孤児院・学校の支援、日本国内のフリースクール運営など活動への理解の場になっている。
開催時間は10時30分~17時。日曜・月曜定休。観覧無料。今月29日まで。