西多摩経済新聞2022年年間PV(ページビュー)ランキング1位は、「JR小作駅近くに『船直マグロ無人直売所』 漁船から直接仕入れる独自ルートで販売」だった。コロナ禍でテイクアウト商品が数多く開発される中、一風変わった地元グルメに注目が集まる結果となった。
ランキングは今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのページビュー(PV)を集計したもの。1位に続き、2位は各地のイベントが再開されるなか、3年ぶりに催され、大きな話題となった「あきる野で『秋川流域花火大会』 CFで大会資金の一部募る」がランクイン。3位はあきる野で新店の開店情報となるなど、コロナ禍の中、明るいニュースが上位に入った。
上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. JR小作駅近くに「船直マグロ無人直売所」 漁船から直接仕入れる独自ルートで販売(4/18)
2. あきる野で「秋川流域花火大会」 CFで大会資金の一部募る(10/5)
3. 武蔵増戸駅近くに「アキルノテラス」 焼き鳥とワインをテラスで(3/28)
4. 昭島のモリパークで「アメリカンフェス」 米軍グッズなどが並ぶ恒例フリマも(9/16)
5. 青梅市役所前に梅の記念植樹 「将門誓いの青梅」から枝分けし育てる(1/11)
6. 青梅にBBQ料理のテイクアウト専門店 BBQ調味料も順次発売(9/20)
7. JR奥多摩駅近くのキャンプ場にグランピング施設 高級寝具、天然プラネタリウムも(6/17)
8. JR青梅線で「沿線まるごとホテル」 駅舎をフロントに見立て村人がスタッフに(2/18)
9. あきる野でコーヒー焙煎店オープン目指しCF 「自然の中でコーヒーを」(1/14)
10. 秋川渓谷で「あじさいまつり」 インスタフォトコンやシャトルバス運行も(6/8)
上位には、地元グルメの新店オープンや再開されたイベント情報が、西多摩内外から注目を集め話題に。奥多摩や秋川渓谷など観光名所がある西多摩ならではの観光情報やイベントニュースにも注目が集まり、上位を占めた。
コロナ禍をきっかけに、苦難を乗り越えていくため市町村に分断されない広域連携や、多様な異業種との連携も数多く生まれた。移住者たちが始めた新サービスでも地域連携が進み、今後に期待が集まる。2023年も西多摩の動向を、「まちの記録係」としていち早く伝えていきたい。