青梅市で活動する「食パンと乾電池」が11月1日から来年4月まで、青梅の街の魅力を発信する上映会「Cinema made in Ome」を開催する。
「食パンと乾電池」は、青梅生まれ、青梅育ちの本橋あいさんと東青梅駅から近くにある水出しコーヒー専門店「CAFE PASEAR」のオーナー・阿部悠友さんが立ち上げたチーム。青梅を愛する2人が街の魅力を市内外に発信する活動に取り組んでいる。
同イベントは、俳優の別所哲也さんが代表を務めるショートフィルムの総合ブランド「SHORTS HORTS」協力の下、青梅の原風景ともいえる場所で、その場所らしい映像、そして二人が選んだショートフィルムを上映。上映会は半年かけて月に1度のペースで開いていく。あいさんは「みんなですてきなものを共有していきたい。それを一つ一つ実現していきたい」と話す。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、アルコール除菌の徹底やソーシャルディスタンスなど、「安心・安全」を確保しながら行う。併せて、資金調達のためクラウドファンディングで協力を呼び掛けている。
会場は、11月1日=青梅の名前の由来になった梅の木のある古刹「金剛寺」、12月5日=東京の水源・多摩川が流れる御岳渓谷が望める宿「A-flow」、1月=映画看板のポスターが並ぶ板塀のある「Cafeころん おうめシネマ」、3月=青梅平野ともいわれる木野下の田園地帯に広がる菜の花畑、4月=青梅の酒蔵「小澤酒造」を予定している。