バナナジュース専門店「WITH BANANA(ウィズバナナ)」(青梅市河辺町)が8月23日、河辺駅北口自転車等駐車場前にオープンした。完熟バナナとベースになるドリンク、トッピングを組み合わせ35種類の味を提供する。
ベースのドリンクは豆乳、牛乳、ヨーグルトの3種から選ぶ。チョコレート、ずんだ、ゴマきなこなど11種のトッピングを追加することもできる。組み合わせメニューにすることで「選ぶ楽しさ、わくわく感も一緒に提供したい」と、店主の粕谷美由紀さんは話す。
トッピングの素材によってわずかに蜂蜜を加えるメニューもあるが、砂糖は原則入れずに作る。「バナナ本来の甘さが際立つ自然な味わいで、さっぱりした飲み口が特徴」
同店は河辺駅南口の居酒屋「凜空」店主の原慶介さんがコロナ対策で始めた店。コロナ禍で居酒屋の時短営業を強いられ雇用を維持するのが難しい状況下で、「従業員が昼間に働ける場を」と開いた。ワインバー「ブールバール」を日中だけ借りて営業する。
従業員のうち飲食店での勤務経験が豊富で地域に広い交友関係を持つ粕谷さんを店主に抜てきし店作りを任せた。粕谷さんは「駅前の立地を生かし、電車の待ち時間や買い物帰りに気軽に立ち寄ってもらえる店にしたい。飲んだ人が幸せになるバナナジュースを提供していきたい」と意欲を見せる。
価格は、レギュラー(360ミリリットル)=450円、ラージ(420ミリリットル)=550円。トッピングは50円~。営業時間は12時~17時。水曜・木曜定休。