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多摩川の遡上アユ37万尾 過去15年で最低に 支流の秋川ではアユ釣り解禁

秋川漁協が試し釣りて?釣ったアユ。ほと?よい大きさに育っている。

秋川漁協が試し釣りて?釣ったアユ。ほと?よい大きさに育っている。

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 東京都島しょ農林水産総合センターが6月1日、今年の江戸前アユの遡上(そじょう)調査結果を公表した。

 今春、東京湾から多摩川に遡上した江戸前アユの数は推定約37万尾で、過去15年の調査で最も少なかった。背景には「昨年10月の台風19号で親魚が減り、産卵場が被害を受けたことも重なって産卵が少なかった可能性がある」としている。例年、遡上のピークは5月に来るが、今年は3月中に上り始め、4月初旬にピークを迎えた。調査開始前にもかなりの数が遡上していたという。

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 多摩川は高度経済成長期に水質の悪化で魚がいなくなったが、その後、下水道の整備などが進み、再びアユが遡上するようになった。

 同調査は、都が流域漁協の求めに応じて1983(昭和58)年から実施しているもの。毎年3月下旬~5月末、多摩川河口から11キロの地点に定置網を設置し、10時~翌日10時の24時間に網に入ったアユの数を毎日計数。期間中の累計数に入網率を掛けて遡上数を推定する。

 支流の秋川では6月6日、アユ釣りが解禁となった。秋川漁協が解禁前に行った試し釣りでは、今年のアユは例年に比べサイズは大きめで、香りもいいという。多摩川のアユ釣りは今月20日に解禁する。

 流域の釣り場はコロナウイルスの影響で営業を自粛していたが、緊急事態宣言解除後は軒並み営業を再開している。