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羽村の米と水で造った日本酒を販売 「女性向けのフルーティーな味わい」に

酒を手にする観光協会の池田会長(=写真中央)と清水さん(=写真左)と田中事務局長

酒を手にする観光協会の池田会長(=写真中央)と清水さん(=写真左)と田中事務局長

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 羽村市観光協会が4月、羽村市内唯一の水田「根がらみ前水田」で収穫した米と羽村の水で造られた日本酒「はむら」の販売を始める。

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 「羽村の新しい特産品を」と始まった今回の酒造り。羽村市産の米と、100%地下水を使用する同市の「おいしい水」を使った日本酒を開発し、今年の「はむら花と水のまつり2020」での販売を目指し昨年より準備を進めてきた。

 米は、同会副会長も務め市内で農業を営む清水亮一さんが、根がらみ前水田で収穫したコシヒカリ玄米1トンを持ち込み、醸造は福生市の石川酒造に依頼し、数量限定ながら市内の酒販店で販売できるようにした。

 火入れは1回。酵母の香りをより引き立たせて醸造したという。「酒米を使わない分、味わいは女性向けで、ワイングラスで飲むのが似合うフルーティーな味わいになるのでは」と同協会の池田恒雄会長。「絞った後の酒かすが、これまた絶品」と目を細める。瑞穂町の清水牧場ともコラボし、酒粕ジェラートの開発も並行して進めている。「観光協会の新しい自主財源となっていけば」と清水さん。「今後も羽村市の特産品開発を積極的に進めていきたい」と同協会の田中繁生事務局長は話す。

 価格は1本(720ミリリットル)1,600円(税別)。1900本程度限定。市内の北浦商店(TEL 042-554-2100)、高橋酒店(TEL 042-554-2272)、田村五作商店(TEL 042-554-2028)、奈賀屋支店(TEL 042-554-2311)の4店舗と福生市の石川酒造、瀬古本店で扱う。

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