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西多摩でゲストハウス創業講座 東京・山間地域での滞在型観光目指す

講師の1人である本間さん

講師の1人である本間さん

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 大多摩観光連盟は10月17日~12月12日、西多摩地域の山間エリアでの創業を対象とした全7回の「ゲストハウス創業講座」を開講する。

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 講座の企画・運営は、西多摩の山間地域で滞在型観光エリア創出プロジェクトを推進する観光事業社団体「東京マウンテン」。西多摩エリア内の山間部は、都心部から交通利便もよく日帰り観光客が多く訪れ、昨今では訪日外国人客数も増えている。一方、新たな観光事業社も増え、登山やアクティビティーなどのアウトドアサービスも増加。酒蔵や寺社仏閣など多くの観光スポットも点在する西多摩エリアに多様な宿泊施設運営事業社を呼び込むことで、「滞在型観光地」としていくことを目指す。

 会場は、「ネッツたまぐーセンター」(青梅市上町)を中心に行う。第1回(10月17日)は、楽天トラベルで地域振興事業部の立ち上げや、インバウンド事業部のマネジャーなどを歴任し、独立後、徳島や千葉など全国で民泊セミナーや観光支援などを行うトリップシードの小柳秀吉社長が、日本のインバウンドやゲストハウスと民泊の最新情報や具体的な出店の費用概算などを話す。第2回(10月24日)は、東京都心部や京都、大阪などで複数のゲストハウス、ホステルを経営しているBackpacker’s Japanの本間貴裕社長が、セキュリティーとツール、ランニングコスト、広報宣伝、集客、予約受付アプリなどについて話す。

以後は、11月7日・14日・21日、12月5日・12日に開講。実際に近隣山間部などでゲストハウスを経営する事業社や改装のコツ、費用などの具体的な事例講演を予定し、地元信用金庫からの資金計画や調達について、東京都の助成金活用についてなどのアドバイス、創業後の送客支援などもレクチャーする。

 開講時間は各回13時~17時。全7回で受講料3万5,000円。定員は30人(先着順)。

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