青梅ブンブンの会は4月19日・20日、福島の子どもたちを招き「キッズウィークエンド」を開催する。現在、ボランティアスタッフを募集している。

　同会は、3.11以降、今の暮らしの在り方に問題意識を持つ20代～70代の市民が集まって結成。「これからのエネルギー」や「放射能汚染との向き合い方」「ローカリゼーション」などについて学び、青梅を中心に活動している。

　今回のイベントは、外遊びや運動などに制約を受けている福島の子どもたちを青梅、奥多摩地域に招待し、楽しく遊んでもらうことを目的としたバスツアー。昨年4月に開催された「アースデイ東京2012・キッズウィークエンド」に続き、同会は8月、「キッズウィークエンド＠青梅2」と題し独自に開催。今年4月に代々木公園で開催される市民環境イベント「アースデイ東京2013」のキッズウィークエンドの4コースのうち、1コースを同会が担当し、約40人の子どもたちを受け入れる。

　初日は、自然体験プログラムとして山歩きを行った後、キャンプ場でバーベキューや温泉を楽しみ、宿泊。翌日に代々木公演の「アースデイ東京2013」の会場へ子どもたちを送り出す。ボランティアスタッフは事前準備や当日運営を担当。1日や半日だけでも可。事前のボランティア説明会も予定する。

　同会は「このボランティア体験の後、皆さんの中にきっと小さな変化が生まれる。東北、福島に寄せる気持ちを一緒に形にしましょう」と話している。現在、同イベントへの「キッズ寄付」も呼び掛けている。問い合わせは同会（TEL 090-8852-5040、omebunbun@gmail.com）まで。