青梅・御岳山の御岳ビジターセンター(青梅市御岳山)で7月25日から、暑さを吹き飛ばすユニークなイベント「御岳山の肝が冷えるあんな話・こんな話展」が開かれる。武蔵御嶽神社へと続く御師集落で古くから語り継がれてきた、奇妙で少し怖い話を紹介する企画。
御岳山は、古くから山岳信仰の霊山として栄え、現在も御師の集落が残る。自然と隣り合わせの環境で暮らす人々は、時に科学では説明のつかない不思議な現象に直面してきた。同展では、天狗の仕業や神隠しを思わせる出来事、夜霧に消える影など、集落に伝わる昔話や怪奇譚(たん)をパネルで紹介する。
館内展示に合わせ、物語の舞台となった集落やゆかりの場所を巡る「連動ウオークラリー」も開催。歴史ある宿坊が立ち並ぶ細い路地を歩きながらクイズに挑戦する内容で、参加者は「まるで怪異の世界へ迷い込んだかのような感覚を味わえる」という。ウオークラリーを完了し、アンケートに回答した先着100人に、同展オリジナルステッカーを進呈する。
同センターの担当者は「御岳山には、自然への畏怖の念から生まれた不思議な話がたくさん眠っている。灼熱(しゃくねつ)の都会を離れ、山の冷涼な空気と昔話のダブルの効果で、ぜひ心も体も涼みに来てもらえれば」と呼びかける。
開館時間は9時~16時30分。入館無料。8月30日まで。