東海大菅生高校中等部(あきる野市菅生)の3年生バッテリーが11月16日、ジャイアンツスタジアム(稲城市)で開催された女子ソフトボール、JDリーグ(ジャパンダイヤモンドソフトボールリーグ)の頂点を決めるダイヤモンドシリーズのエキシビション「ダイヤの原石発掘ゲーム」で始球式を行った。
バッテリーは投手の北村葉琉さんと捕手の川合瑠香さん。6月にイタリアで開催された「第2回女子U15ワールドカップ」決勝戦で日本代表のマウンドを任され、世界一になった活躍が認められた。始球式で北村さんは切れ味鋭い直球を投げ込み、会場を沸かせた。
JDリーグは国内外のトップ選手が集まり、東西両リーグにそれぞれ8チーム、計16チームが所属。レギュラーシーズンとポストシーズンを通し覇権を争っている。
16日はポストシーズンの決勝戦となるトヨタ対ビックカメラ高崎の大一番を前に「ダイヤの原石発掘ゲーム」が行われた。決勝戦の始球式は王貞治さんが務めた。
東海大菅生高校中等部を運営する菅生学園の島田幸成理事長は「始球式の名誉は世界大会や全国大会で全力でプレーし、結果を出してきた2人へのご褒美では」と笑顔を浮かべた。