
東海大菅生高校中等部(あきる野市菅生)が大分県竹田市で行われた第47回全国中学校ソフトボール大会で2連覇を飾った。4試合全てで完封勝利し、圧倒的な強さを誇った。選手たちは8月22日、優勝カップと優勝旗を手に同校に凱旋(がいせん)した。
同大会には全国の予選を勝ち抜いた28校が出場。18日から21日まで、トーナメント戦で全国一を競った。
菅生は初戦、南薩SCを4-0で下し、8強を決めた。準々決勝で青森県平川市選抜を1-0で退けると波に乗り、準決勝で浜松市立浜北北部中を4-0、決勝では強豪の岸和田市立岸城中を1-0で破り、頂点に立った。
日本代表で「U15女子ソフトボールワールドカップ」に出場し、世界一に貢献した北村葉琉投手、川合瑠香捕手、山本優依内野手を中心に鍛え上げられた守備力と勝負強い打力が光った。
村田隆一総監督は「生徒たちは2連覇というプレッシャーを感じながらも、高い次元でソフトボールという競技を最後まで楽しんでいた。仲間と共に終始笑顔でプレーしたことが勝利につながったと思う」と選手をたたえた。