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福生市と新地域FM局が連携協定 市庁舎屋上にアンテナ、市政情報発信も

協定書に署名した加藤市長(右)とFM局社長の原さん(中)

協定書に署名した加藤市長(右)とFM局社長の原さん(中)

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 福生市と11月に開局するコミュニティーFM「Hello FM(ハローエフエム)」(運営=radio234、福生市福生)が7月31日、連携協定を締結した。 

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 同協定では、市が5階建ての市庁舎屋上の一角をアンテナ設置場所として提供。同局は市政情報の発信に協力するほか、災害時には避難所開設情報などを提供していく。調印に臨んだ加藤育男市長は期待を込め、激励した。

 西多摩地域初のコミュニティーFM局となる同局。受信エリアは福生、羽村両市一帯を中心に青梅市、あきる野市、瑞穂町、昭島市などの一部に及ぶ。毎日7時から21時まで生放送し、まちの話題や地域のイベント情報などを伝えるという。

 「地域の人とのつながりをもっと広げたい」と社長の原恭子さんが取締役の渡邊寛子さんらと思案を巡らせ、FM局開局の夢を描いたのが8年ほど前。「生活に直結する身近な情報を集め、地域の人がつながる場を創出し、まちを元気にしたい。防災面や万一の非常時の際にも役立つ新しいメディアを作りたい」と奔走してきた。

 今年7月に総務省関東総合通信局から予備免許の交付を受けた。開局後は周波数89.2MHzで放送する。

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