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あきる野のアーティスト・イン・レジデンス、作品展示で30回の軌跡たどる

30年にわたり制作された作品を展示(写真提供=あきる野市)

30年にわたり制作された作品を展示(写真提供=あきる野市)

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 アートスタジオ五日市企画展「30回の軌跡・重なり合う物語」が現在、あきる野市の戸倉しろやまテラス(あきる野市戸倉)で開催されている。

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 30回を迎えたアーティスト・イン・レジデンス事業と同市市制施行30周年の記念事業として開く同展。同レジデンス事業では毎年、アートスタジオ五日市運営委員会が招へい作家3人を選定。作家たちは9月から3カ月間、アートスタジオ五日市で作品を制作するとともに、地域の人々と交流を深めてきた。

 同展では、これまで30年にわたり制作された版画作品を展示する。これらの作品を通じて、「版画の奥深さ、アーティストの軌跡、アーティストの創造性と地域社会との交流の歴史が伝わるものになっている」という。

 同レジデンス事業は1993(平成5)年に多摩地区の東京都移管100周年を記念して行われた「TAMAらいふ21」事業の一環として当時の五日市町が実施したのが始まり。

 主催の同市教育委員会の担当者は「30回にわたる事業で制作された版画作品を鑑賞し、あきる野市の発展にも思いをはせてもらえたら」と話す。

 開館時間は10時~17時。入館無料。9月23日まで。

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