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檜原村に竹食器の「ヒノハララボ」開所 スギ・ヒノキで新商品も

ラボは和洋折衷の洒落たデザイン

ラボは和洋折衷の洒落たデザイン

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 子ども向け竹食器の製造・販売会社「FUNFAN」(港区)のヒノハララボ(檜原村本宿)開所式が10月20日、坂本義次村長や村議、地元製材業者らを招いて開かれ、ラボの内部や取扱商品などがお披露目された。

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 同社は国内産の竹を集成材にし、離乳食に適した椀や皿のセット、マグカップや箸などに加工・販売している。竹の優れた抗菌性や、すくすく育つ縁起物としての特性を生かし販路を拡大。国内の取扱店舗は450に上り、海外での取り扱いも増えているという。

 同社は2011年、創業者・藤岡恒行さんの実家にあたる都内の家具メーカー「タヌマ」から独立するかたちで創業。康代現社長の育児経験に基づく「安全安心な食器で子どもに食べさせたい」との思いが起業の発端という。

 ヒノハララボは7月に始動。村内在住者3人を雇用し、商品の梱包・発送とレーザー加工など簡単な加工のみを行っているが、今後は都心や静岡などにある加工の拠点を徐々にヒノハララボに移行するという。

 開所式であいさつに立った康代社長は、ヒノハララボ開設を機に、「村に豊富にあるスギやヒノキを活用し、違うブランドで販売につなげていけたら」と、村の最大の資源である木材を使った商品開発を視野に入れていると話した。

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