多摩の里山や歴史を巡る企画を行う「街プレ倶楽部(くらぶ)」(福生市加美平、TEL 042-539-3886)が3月1日、「府中国府と周辺の歴史・自然めぐり」を開催する。
西多摩地域の情報誌「街プレ」が企画する通称「里山めぐり」。誌面で「散策スポット」を毎号執筆する市民記者らが、半日で巡れる散策コースとして独自に企画している。西多摩地域を中心にスタートし、現在では多摩全域で企画し年間延べ800人が参加。募集後すぐに定員となることも多いという。
当日は府中崖線と遺跡、古墳、国府跡、府中宿、多摩有数の梅園、府中の魅力を巡る。武蔵国の国府が置かれ、古代は東山道武蔵道、中世は鎌倉街道が通り、江戸時代は甲州街道の主要な宿場町として栄えた府中。府中崖線に沿って縄文時代から集落が広がり、古墳時代から飛鳥時代にかけての古墳、古墳群も数多く点在する。
当日はJR西府駅に9時30分集合。熊野神社古墳、西府町湧水、市川緑道、大國魂神社、ふるさと府中歴史館、国衙跡を巡りランチ。午後は高安寺、高倉塚古墳、郷土の森博物館を歩きJR分倍河原駅で解散となる。
参加費は3,800円(ランチ、入館料、保険料、ガイド料など含む)。定員は20人ほど。要事前申し込み。