口コミで話題だった大型商業施設の出店情報や新しい名所スポットでのイベント情報など、これまであまり知られていなかった記事が話題となった西多摩経済新聞2015年年間PV(ページビュー)ランキング1位は、「旧・日立国際電気工場跡地にイオンタウン羽村建設 20 17年開業目指す」だった。
ランキングは今年1月1日から12月25日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。西多摩で新しくイオンタウン羽村出店情報のうわさが飛び交う中でのニュースが1位になった。希少な所蔵品の展示で話題となった「幕末維新展」が2位に。「一軒住宅を無償で譲渡」という、インパクトある奥多摩町の田舎暮らし支援の取り組みが3位と上位にランキングされた。
上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 旧・日立国際電気工場跡地にイオンタウン羽村建設 20 17年開業目指す(4/10)
2. 青梅・津雲邸で「幕末維新展」 近藤勇の借用書、ブーツをはいた竜馬像など(7/3)
3. 一軒住宅を無償で譲与-奥多摩町で「いなか暮らし支援住宅」始動(1/22)
4. 西多摩・羽村のカフェに新メニュー 大工がてがけるこだわりの味(5/29)
5.青梅の「倍返し神社」で例大祭-「福徳資金」借り受け商売繁盛祈念(3/5)
6. 五日市線が開通90周年 JRと地元が祝賀イベント(4/9)
7. 青梅の温泉宿「奥多摩路」、1日5室限定の「地域感謝宿泊プラン」開始(1/8)
8.羽村で「残暑ジャズ」コンサート 地元出身のアーティストが企画(7/30)
9. 日の出町のなでしこリーガー、新天地で活躍誓う 地元企業が雇用しサッカー両立(4/6)
10. 「昭和2丁目のマミー」-羽村で懐かしい街並みづくりの取り組み
4~5位にはこれまであまり知られていなかったカフェや神社の例大祭がラインクイン。6位に入ったJR五日市線の90周年記事や、9位のなでしこリーガーを支援する企業の記事は地域でも盛り上がりを見せる中、注目された。7位、8位、10位には新しい西多摩でのサービスやイベント、取り組みなどが上位に。今年も地域ですでに話題となっていたニュースの詳細や新しい発見につながる記事に人気が集まった。
2015年、東京の観光地でもある西多摩ではオリンピックを前に、食やサービスなどさまざまな動きが出始めている。2016年も西多摩の動向を、「街の記録係」としていち早く伝えていきたい。