羽村で「残暑ジャズ」コンサート 地元出身のアーティストが企画

趣向を凝らしたコンサートを企画した矢部さん

趣向を凝らしたコンサートを企画した矢部さん

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 羽村市生涯学習センターゆとろぎ(羽村市緑ヶ丘、TEL 042-570-0707)小ホールで9月11日、ジャズや邦楽、サウンドエンジニア界の第一線で活躍するアーティストが集まり「残暑ジャズ」が開催される。

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 青梅市在住の作曲家兼ピアニストの矢部優子さんが「出身地である羽村市で一風変わったコンサートを」と出演者に呼び掛け企画した。コンサートは2部構成で、1部は伝統音楽と自然音のコラボレーション、2部はオーケストラとジャズの融合となる。

 矢部さんが作曲した曲を中心に演奏する1部は、現代音楽とジャズを中心に客席などに設置された日本の伝統楽器や民謡、洋楽器が立体的に響く。年間を通じ西多摩で録音した鳥の声や川のせせらぎなど自然音も心地よく流れ、五感で楽しめる内容になるという。ヨーロッパでの凱旋公演でも高い評価を受けている日本のトップドラマー・芳垣安洋さんも出演。「日本古来の楽器とのコラボレーションいろいろなストーリー性を感じてもらえれば」と矢部さん。

 2部では、芳垣さん率いるオーケストラ「オルケスタリブレ」による演奏を披露。60年代、70年代のジャズに親しんでいた人は以外にも、幅広い層で楽しめる内容になるという。

 18時30分開演。前売り料金は、大人=2,000円(当日2,500円)、高校生以下=1,000円。未就学児入場不可。問い合わせは同施設まで。

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